大好きな音楽、ミュージシャンについてひたすら語るブログ

超個人的に好きな曲・の感想をするひたすら綴るブログです。コブクロ、LiSA、B'z、Official髭男dismが中心になると思いますが、色んな曲の魅力をじっくり楽しんでいきたいと思います。

昨日の日のワルツ

<歌詞>

コブクロ 昨日の日のワルツ 歌詞 - 歌ネット

 

ブログに何書こうかな~って色々聴きあさってる時久しぶりに聴いて

めちゃめちゃ感動した一曲。笑

二人の声の対比と、小渕さんらしいオチャメで凝った仕掛けがとても魅力的な曲です。

 

この曲をちゃんと聴いてみたら

一番を子供時代、二番を大人時代に分けている部分だけでなく

本当に細かい部分まで凝った小渕さんの工夫

にめちゃくちゃ感動しました。笑

 

まずなんと言ってもこの曲は

幼少期を歌っている一番の歌詞を

二番で大人が読み返すという流れになっているのが

おもしろいなぁと思います。

 

幼少期を歌う一番の歌詞は「七いろ」とか「あの子」とか「女の子」みたいな

本当に簡単な漢字以外は平仮名で書かれていて

大人になってからを歌う二番の歌詞は漢字がたくさん使われています。

こういうの他の曲では見たことなかったので、本当おもしろいなぁって思いました。笑

 

また、一番を小渕さん、二番を主に黒田さんが歌うことで

少年が叫んだ時のような小渕さんのピンと張った歌から

二番で黒田さんの大人の男性っぽい太めの声質に変わることで

まるで少年が声変わりして大人になったかのような印象を受けるし

本当に素晴らしい仕掛けとしか言いようがありません。

 

さらに二番の歌詞をよく見てみると

「捜せど捜せど鍵が見つからずに」

の「さがす」で、「探す」ではなく「捜す」の漢字が使われています。

 

あくまでも勝手なイメージなんですけど

「探す」だと、なんとなく普通に目的の物を見つけようとしている印象ですが

「捜す」は「犯人を捜す」とか「捜査」の「捜」みたいな場面で使われるので

泣きじゃくりながら鍵を見つけようとしてる子供の必死さを表す為に

わざと「捜す」を使ってるのかなぁなんて思いました。

 

また、ほぼ漢字が使われている二番の歌詞の中で

唯一「おなかもすいた。」とサビの一部分だけ平仮名が使われています。

これは、子供の可愛らしい感情や雰囲気を出すために

二番がほぼ漢字の歌詞である中、ここだけ平仮名にすることで

子供らしい幼い感情を際立たせているのかなぁ

なんて思いました。

 

二番の入りの歌詞の部分で

「黄色に焼けた藁半紙いっぱいに、平仮名だらけのまだ幼き日々。」

という具体的な描写があることで

頭の中に劣化して黄色くなった昔の紙に

平仮名がいっぱい書いてあるというイメージがしっかりと浮かびます。

 

その後に「鼻につく程生意気な自分に」と書いてあることから

(子供にしては生意気な。笑)一番の平仮名だらけ歌詞を

二番で大人になった自分が読んでいることに気づけ、

この歌詞通り、そんな世界感にスッと吸い込まれてしまいます。笑

いやぁ、、本当に素晴らしい。

 

凝っていすぎて、めちゃめちゃ長くなっちゃいましたが

とにかく細かいところまで作り込まれたこの曲。

本当に素晴らしいし、大好きです。笑

  

<収録アルバム>


 

何故、旅をするのだろう

<歌詞>

コブクロ 何故、旅をするのだろう 歌詞 - 歌ネット

 

あたたかいメロディーに、ほんわりあたたかい歌詞がのった

コブクロの魅力がめちゃくちゃ詰まった一曲だと思います。

 

特に僕はこの曲の

歌詞とメロディーの相性が抜群すぎる!!

と、思っています。

 

ストリングス入りのゆったりとしたあたたかいメロディーに

「夕暮れ」「温もり」「会いたい人」

みたいなあたたかさを連想させる言葉がのせられていて

(色で言うとオレンジ色。笑)

それがこの曲のなんとも言えない優しい感じを作っているのかなぁ

なんて思ってます。笑

 

それに加えて、2番後の落ちサビの少し静かになるメロディーには

「また会える日まで、元気でいてね」

「潤む瞳」

「擦れた声」

と、とても具体的な描写がされていて

聴くだけでハッキリと切ない場面が目に浮かぶような歌詞がのせられています。

 

しかもその歌詞の部分は、エッジの効いた細くも芯のある小渕さんの声が主メロになって歌うことで

よりこの切ない部分が引き立ってるなぁって思います。

(この部分、エッジ効きがちな小渕さんの声と「擦れた声」という言葉がこれまたマッチしてるのも大好き。。笑)

 

この2番の落ちサビ以外の部分にも

「冷たくはない」「夢行きのチケットが、通らない改札」「背伸びして生きてる」、「疲れた笑顔」

みたいな、切ないというか、現状に満足できていないようなことを連想させる歌詞がのっているから

この曲を聴いた時、「あたたかさ」以外にどこか「切なさ」を感じたりもするのかなぁ

なんて思っています。

 

同じコブクロの「memory」みたいな、アップテンポに切ない歌詞をのせてる

「言ってることとやってること違う系」の歌も好きなんですけど(笑)

こういうメロディーと歌詞の相性がバッチリな曲、大好きです。

 

<収録アルバム>